《リクルートグループ》株式会社シーナッツの面接対策と内定獲得のコツまとめ【2018年9月更新】

はじめに

このページをご覧になっている方は、新卒、あるいは中途でシーナッツに応募・入社を検討されている方だと思います。

以下の情報や、会社口コミページを良く読み、シーナッツの良い点や悪い点を良く理解した上で入社を検討して下さい!

株式会社シーナッツについての説明

株式会社シーナッツは、「マップジャパン」という会社が民事再生した企業で、リクルートとJTB2:1で出資した企業です。

この会社は、簡単に言うと宿泊施設と旅行会社を仲介するビジネスモデルで、「TL-リンカーン」やそれに関連するソフトをリリースしており、「リンカーン」の使用料・仲介手数料で収益を得ています。

 

リクルートグループの会社で、JTBも出資していますが、知名度は残念ながらかなり低いのが実際ですが、

旅館・宿泊施設や旅行会社、いわゆる旅行業界では、「TL-リンカーン」の名前は非常に有名であり、「TL-リンカーン」を扱える人は価値ある人材として認められています。

一言でまとめると、「シーナッツ」は旅行業界における「インフラ」であり、旅行業界を裏から支えています。

20186月現在で売り上げ・利益ともに順調に推移しており、とりわけすごいのが利益率です。

また、売り上げ総額を社員数で割っても、1人が稼ぎだす一人当たりの金額も他社と比べて軍を抜いて高いのが特徴です。

シーナッツとは「シナツヒコノミコト」という風の神様の名前が由来で、「旅行業界に新しい風を吹かす」という意味が込められています。

そもそもTL-リンカーンとは

TL-リンカーンは、いわゆる「サイトコントローラー」というクラウドサービスです。

世の中には、JTB、近畿日本ツーリスト、JR各社、じゃらん、楽天と様々な旅行会社や宿泊施設の販売サイトがありますが、宿泊施設はこれらの会社と契約を結び、部屋を販売しています。

宿泊施設の残室数を管理するのは、とても大変です。

例えば、「ホテルA」が100部屋あったとすると、部屋数(在庫)を「どの会社に・何室預けるか」というのがとても重要になってきますし、この予約を管理するのも、非常に煩雑になる業務になります。

「リンカーン」を導入する事によって、宿泊施設は、多数の販売先の残室や予約の管理を大幅に軽減させるメリットが有ります。

まとめると、

「リンカーンは宿泊施設と、販売先を仲介し在庫や予約を管理するシステム」

ということになります。

シーナッツが求める人材

シーナッツでは新卒が年度によって4~8人程度入社しており、1000人近い応募(エントリー)が有ると言われています。

就活サイトで確認すると、初年度の年収は月平均27万円となっているので、給与の高さ、そして観光業界を扱っているという点でかなりの倍率と言えます。

給与水準はリクルートグループに準じており、年収は早い段階で300万円〜400万円台。

成績次第では500万円台も到達可能です。

 

給与や、リクルートグループの総合職の給与ベースを意識しており、全国転勤のリスクが現状無いシーナッツで、この給与ベースは高いといっても良いでしょう。

リクルート3家と言われる「リクルートライフスタイル」「リクルートキャリア」「リクルートジョブズ」が総合職であればほぼ同じくらいの給与ですが、全国転勤のリスクが伴います。

 

ちなみに、シーナッツはあまり高学歴は求められません。

公式サイトの入社実績からも中堅程度の大学出身者が多い事が伺え、学歴が内定の決定打とはなっていないようです。

一方で、高学歴者の応募も多いようですが、シーナッツをエントリーしつつ、大手上場企業と並行して応募している人が多いとデータが出ています。

シーナッツは、「旅行業界知識」「ホテル業界知識」「システム・IT知識」が求められますので、

質問として「旅行経験、ホテル業界経験、システムに関する知識」が必然的に求められると思っていて下さい。

シーナッツは、中途は「営業経験者」「用件定義が出来る人」を随時募集しています。

用件定義はシステムエンジニアの中でも上流工程を指しますので、それなりの経験が無いと難しいです。

仕事内容について

シーナッツは80人~100人規模の会社で全て1フロアで収まっています。

シーナッツの本社は、JR山手線の「田町」駅から徒歩5の位置にあり、「リクルート住まいカンパニー」と同じビルに入っています。

職種はざっくり分けて「営業」「システム構築(企画)」「サポート(導入)」の3つに分けられて、職務適正(SPIやストレングスファインダー等)によって割り振られると思って下さい。

営業は、「TL-リンカーン」を始めとしたサービスの新規営業・既存のフォロー、システムは新しい機能の付加、サポートは新規施設導入手配や、導入施設のトラブル対応になります。

特に営業は、日本全国各地へ決められたエリアに3~4日かけて出張するのがスタンダートで、旅行が好きな方やフットワークが軽い方にはこの上なく楽しい職種ですが、

遠出が嫌いな人にとってはこの上なく大変な営業です。

当然営業職も、「リンカーン」の高度な知識を求められますので、研修はかなり厳しい事を覚悟しておきましょう。

シーナッツの長所と短所・社風・向く人・向かない人

シーナッツの現状の経営状況は良好で、「ねっぱん」「手間いらず」といった競合は有るものの、

高い利益率と丁寧なサポートで旅行業界から圧倒的な支持を持っています。

働き方はリクルートの基準に倣っており、月の残業時間は2030時間平均と、世の中の日本企業からみるとかなりホワイトな部類です。

有給取得率もかなり高く、連休時は旅行に行く人が多いです。

きれいな社内で給与・労働環境は申し分内ですが、新しいビジネスを考案する事を重視するという意味では、

他のリクルートグループやベンチャー企業が向いています。

とういうのも、現状のシーナッツには、マップジャパン時代の社員が多く、かなり保守的で、

年代も20代と40代以上に二分割されており、新事業を引っ張るエネルギーある30代がかなり少ないです。

営業職の中では、かなり強いリーダーシップを持った人も居ますが、新しい事業に関わりたく、見切りをつけて他社へ行ってしまう人も一定数居ます。

社内の人間関係は、程よく、一言で言うと「悪い人は居ないけれども、プライベートで仲良くする気もない」といった感じで、

昼休みは皆で集まって食事をするより、同期数人で固まってお昼を食べるイメージで、退社後に先輩と後輩が一緒にご飯を為に行くのはかなり珍しいです。

プライベートに干渉されたくない人からすると程よい距離感ですが、人間関係を重視する人にとっては、かなり物足りないです、

一方で同じリクルートグループの「ライフスタイル・ジョブズ」は、やや体育会系の社風で、成果を上げるとお祭り騒ぎになるような社風で、

親会社の「ライフスタイル」とはこの点では対になります。

研修・教育については他社と比較にならないほど面倒見が良く、優しく、時には厳しく先輩社員が指導してくれます。

業界未経験だからといって、不安になる必要は有りません。

まとめ

・給与や福利厚生は抜群

・営業職は週3~4日は覚悟する必要が有る

・人間関係は、どちらかというとサバサバしている

・とても面倒見が良く、初心者でも丁寧に指導してくれる

向く人

・旅行業界が好きで、フットワークが軽い

IT知識の会得について抵抗が無い

向かない人

・長期の出張が嫌いで、パソコン全般が苦手である

・会社の人と深い繋がりでありたい

・新しい事業に積極的に関わってみたい

面接対策

中途は2回、新卒は3~5回を想定して下さい。

人事・現場マネージャ・役員・社長と、回数が増えて行くにつれて、役職が上がって行きます。

新卒の序盤は、グループ面接が中心です。

オーソドックスなことを聞かれてくると思いますので、落ち着いて応えて下さい。

旅行やIT知識について「シーナッツとの接点」をぶつけてみて下さい。

回数が上がると、資料から読み取れたことを説明する能力が求められます。

普段から新聞やグラフを読み、自分なりの見解を求められる習慣がついているかどうかを試されます。

マネージャや役員面接では、基礎的な内容以上に、あなた自身の人間としての軸を求められます。

特に役員面接はリクルート出身の可能性が高いので、「なぜ?」「具体的に?」と過去のエピソードについてかなり深堀されることを覚悟してください。

あなたは大学でなぜその学部に選択したのか?他の選択肢は無かったのか?

あなたの人生における価値観や判断基準が何であるかを試してきます。

そして、この規模の会社が一番恐れるのは「内定辞退」です。

会社は年間で○人を取る、と採用計画やポジションを決めているので、内定辞退は会社の経営を大きく狂わせてしまいます。

ですから、内定を出すからには、必ず来てもらえる人に出したいと思うのは当然の流れになります。

新卒採用は、「億単位の投資」「年間400万円の40分割払い」です。

内定書類の作成や、内定の判断はそれなりの審議を経て下される事になりますので、「滑り止めである」といった中途半端な覚悟は、役員面接で確実に見抜かれますので、

本当に志望度が高い場合は「どうしてこの会社が良いのか、他の会社では駄目なのか」「あなたはいままで何をしてきて、何がしたくて、これからどうしたいのか」を素直にぶつけてみて下さい。