《ヤフー株式会社》QRコード決済(モバイルペイメント)普及に営業職 全国で3,000人採用へ paypay株式会社に出向 年収は300万円前後【2018年9月更新】

はじめに

エン転職・リクナビNEXT・DODAを始めとしたポータルサイトに、ヤフー株式会社(PayPay出向)の採用を頻繁に見るようになりましたね。

ヤフーとソフトバンクが、スマートフォンで簡単に支払いができる「QRコード」の決済サービスが今秋から始まります。

そのための営業職が全国で3,000人近くの枠で募集しています。




ペイ(pay)が好きすぎてペイペイ(paypay)

スマートフォンを使い、現金を使わないキャッシュレス決済の本格化を見据え、人海戦術で導入店舗を開拓する狙いがあると思われます。

両者は2018年6月、QRコード決済の事業を行う合弁会社「Pay株式会社」を設立し、翌月に「PayPay株式会社」に変更しております。

2018年7月には、このサービスを利用する小売店や飲食店などの加盟店が支払う手数料を3年間無料とする普及策を発表し、ソフトバンクの営業網を活用して導入店舗の拡大を図ろうとしています。

担当エリアを決めて、片っ端から飛び込み営業 いわゆる「ソルジャー枠」

今回の採用では、ヤフーの契約社員として雇用し、ペイペイ(PayPay)に出向させる形を取ります。

これは、PayPayの名前で募集するよりも注目度が高くなるからですね。

営業の経験がある人などを中心に採用する方針だそうです。

 

ソルジャー採用というのは、一言で説明すると「年数を重ねても出世できない駒としての採用枠」といえるでしょう。

ヤフーは契約社員での採用も多く、「正社員登用制度」をうたっているものの、新卒主義な面が多く、実際に登用される社員は殆どいないのが現状です。

近年はJRといった大手もこのシステムを導入しているケースが多く、入社してから気づいて後から後悔してしまうことも多々あります。

求人内容を見ると、基本給22万円+スタートアップ手当(3ヶ月間+5万円)+別途残業代支給とあり、6ヶ月間の契約社員で採用し、満期が3年となっているようです。




スタートアップ手当が終了するとインセンティブ制に移行するそうなのですが、インターネット上の書き込みを見ると、かなりの件数を受注しないと、インセンティブの支給は難しいそうなので、スタートアップ手当は応募させるための撒き餌のようなものですね。

第二新卒の人からしたら、初月3ヶ月だけでも支給金額が27万円って魅力的ですからね。

ただ、初年度の年収は単純に22万円×12ヶ月+スタートアップ手当15万円=279万円+残業代

求人票に賞与の記載が有りますが、ソルジャー枠の賞与は年間でも10万円程度はざらなので、トータル年収は289万円+残業代+インセンティブといった感じです。

残業代やインセンティブを積み重ねて350万円行けば良いほうでしょう。

25歳前後であればまあまあの金額ですが、20代後半でこの年収はやや低いでしょう。

飲食店の飛び込み営業の毎日 夏は拷問

人生を左右する就職において、使い捨て前提の採用はされたくないはずです。

しかし、企業にとってもまた、利益を上げるためには、ソルジャー枠の人材が必要不可欠なのもまた事実です。

就職・転職活動をする際は、企業側の事情を把握したうえで行動し、求人に記載されている言葉を鵜呑みにしないようにしましょう。

ソルジャー採用されない為には、自分が主導権を握るつもりで活動していくことが重要になってます。




この職種に関しては、1週間の研修を経て、決められたエリアの個人規模レベルの飲食店や小売店に対して、ひたすらスマホ決済を提案して行きます。

商材は無形かつ無料ですから、保険や建築といった高額商材と比べて幾分やりやすいですが、それでも1日あたりに30件程度訪問しなければならないので、結構大変です。

営業経験を積みたく、複雑な商品知識がいらないという点ではさほど難易度は高くないですが、いわゆる肉体労働という点は否めないですね。

この手の営業はひたすら同じことの繰り返しですし、満期が3年になると、当然転職せざるを得なくなるのですが、現場仕事に関するスキルや経験しかないため、転職先でも同じような配属になる可能性が高いのです。

転職しても現職を続けても、過酷な運命になってしまいやすいのがこのソルジャー採用なのです。

基本的にこの手の飛び込み営業は店側もかなり温度感が高く、話を聞いてくれない(門前払い)どころか、暴言を言われてしまうこともあるので、それなりのメンタルが必要にはなります。

 

それでも、一応ヤフーの名前が履歴書に書ける点では、無名の営業より若干の泊がつく訳ですから、今までの職があまりにブラックであればチャレンジしてみる価値はあるでしょう。

飛び込みの営業経験自体は転職市場でもやや好かれますが、今後も営業畑でのキャリアになる可能性は極めて高いと言っても良いでしょう。




スマホ決済は成功するのか?

やっぱりクレジットカードとSUICA・PASMOが便利です。

特に鉄道周りではSUICAがあれば大抵のことは出来ますし、わざわざアプリを起動するスマホ決済の出番は無さそうです。

 

一方で町中の場合、未だ大手チェーン店でもクレジットカードが使えるお店が少ないです。

これは日本独特で、海外だと大抵の店舗でカードが使えます。特にVISAとMASTER CARD。

日本でキャッシュレスが普及しないのは、店側が負担してる決済手数料が割高なせいです。

 

このPayPayとLINEペイは、互いに3年間手数料を無料とすることで参入の敷居を低くしようとしております。

両者も、手数料ではなくて顧客の決済データを他のサービスと組み合わせることでトータルで収益化させようという狙いが有るのだと思われます。

いわゆる「ビッグデータ収集」ですね。

 

現状のPayPay仕様の欠点は、店側の資金の回転がそれほど早くないこと、購入側がバーコードをスキャンして金額を入力しなければならないということです。

これは購入側も、いちいちアプリを立ち上げて、金額を入力して、店側も確認しなければならない、という手間が発生し、結構面倒だったりします。

特に高額商材の場合、客が故意に金額を1桁少なく入力するだけでかなりの損失が発生するので、これをどのように克服するかが課題だと思われます。