《転職ぶっちゃけ話》直接応募とエージェント経由、どちらが結局受かりやすいの?【2018年9月更新】

会社の規模が大きくなるほどエージェント経由の応募が通過しやすいし、エージェント経由の内定可能性も高い

タイトルの質問の答えは、「企業による」という結論にはなってしまうのですが、一定の傾向はあるのでお伝えします。

小さいベンチャーな会社で社長が直接ホームページからの問い合わせも対応しているような規模であれば、わりと面接してくれるケースは多いです。

一方で、一定規模以上の会社で、転職者からの人気も高い会社ですと、採用担当のキャパシティに対して、応募者の数が殺到し、埋もれてしまうケースはままあります。

 

特にリクナビNEXT・マイナビ・エン転職に掲載している大手企業はその傾向が強く、エントリー自体も1クリックでできてしまうので、酷いケースは選考結果のメールもきません。

転職エージェントは、面談した上で面談所感を推薦文章として、企業の採用担当に対して書類だけでは伝え切れない求職者の魅力を、企業側に伝えます。

特に付き合いがある会社の場合、メールで推薦文章を送るだけでなく、すぐに後追いで、キーマンに対して電話やSNSで直接話をしながら、その方の魅力やオススメ具合を伝えることもあります。

採用側にとっても、ネットで誰かも分からない人と面接するより採用意欲が高まり、結果として書類通過率が高まりやすくなるのです。

言い換えれば、同じ企業でもどの媒体で応募するかによって通過率はまるで変わってくるのです。

直接応募の欠点はやはりフィードバックが得られない点

直接応募で進めてしまうと、書類選考や面接後の採用側からのフィードバックが取れません。

転職エージェントを経由していると、受けている会社への選考の対策が取れるのはもちろんですが、仮にお見送りでも自分自身の面接に対する課題を深める事で、その後の企業の面接通過率を上げていくことができます。

・今回の面接では、何が課題となったのか?

・その課題が表出してしまったのはなぜなのか?

・どうすれば、その課題を改善・克服できるか?

この3つを考えて行くことが、とても重要です。

面接官も1時間という限られた時間の中で採用するかの判断をしなくてはいけないので、ちょっとした発言や態度での印象や心象で合否判断がされてしまいがちです。

仮に内定が出ても、配属や年収の交渉、職務内容の交渉が出来なくなりがち

いざ内定を得たとしても、これから入社するかもしれない相手と交渉する機会はなかなか無く、先方に言われるがままの配属や条件になりがちです。

先方が人手不足で、「このくらいの年収が無いと行かない」と強気でいけるケースはかなり稀です。

エージェントが仲介すると、事前に希望を提示して考慮してもらったり)、給与条件も高められるケースはかなり高いです。

また、職務内容や残業時間等、面接時に聞きずらい内容も代行して聞いてもらったり、過去の事例から分かることも多いです。

ケースによっては内定率が低くなりがち

採用の現場に普段からおりますと、心象によってあっけなくお見送りになってしまう事は実際多いです。

次面接ではすごく評価が高くても、本人の不調だったのか、面接官との相性なのか、2次面接では、コミュニケーション能力が低いと、真逆の評価をされてしまう事が結構あります。

面接官のミスジャッジの可能性もあると思えるほどの自信があれば、エージェントがフォローをして、再度の面接の機会をいただくなどして、結果的に、内定となったという例もあります。

 

ちなみに、ポータルサイト経由やエージェント経由、どちらが通りやすいかいいますと、応募先企業の採用事情や採用コストによって異なってきます。

企業サイト等からの直接応募では、採用コストは0円です。

求人サイト(マイナビなどのポータルサイト)経由だと、平均1人あたり約40万円。

エージェント経由だと年収の3割~4割なので、100万円から200万円程度と、3つのルートでここまで違います。

つまり、採用コストの金額は直接応募<求人サイト<エージェントとなります。

企業の立場で考えてみると、直接応募の方が採用コストが安いので一番喜良いと考えがちですが、実はそうでもありません。

・高いスキルや意欲、実績のある人物を採用したい

・エージェント経由であれば、応募者の条件や実力、意向を見極めた上で、紹介してもらえるという安心感がある

といった理由があります。

上場している大手企業などは、企業が採用コストを節約したいとは限らない場合もあります。

 

エージェントへ支払う数百万円という金額は個人からみれば大金ですが、年間何億円と利益を出している企業にとっては数百万円という金額はそんなに大きい金額では有りません。

大手企業からすると、数百万円コストをケチって、能力が低い人材を雇ってトラブルや損失を出してしまうくらいなら、エージェントに高い報酬を払ってでも、優秀な人材が欲しい、というのが本音なのです。

直接応募なら企業側の期待値が低くなり、受かりやすいということは、エージェントに払うコストが高く感じるベンチャー企業であればあり得ます。

「エージェント経由だったら高くて取らないけど、自己応募だし試しに内定だしてみようかな」という形で内定になるケースもあります。

 

一方で、ベンチャー企業は1人を雇うのに命をかけているケースも有ります。

エージェントが企業に求職者を紹介する際は大きな信用リスクを背負っています。

企業の期待水準から著しく低い能力しか持たない人材を紹介してしまうよ、「今後うちとは取引しないよ」ということになりかねません。

なので、直接応募では見向きもされなかった人であっても、転職エージェント経由で応募することで「このエージェントが紹介してくれるなら会ってみよう」と面接選考に進むことができるというケースはかなりあります。

直接応募した方がいい職種

ちなみに、ポータルサイトでの求人は大抵、離職率が高く大量採用を行なっている職種が多いです。

ワールドコーポレーションや、大東建託なんかは、この代表格と言って良いでしょう。

具体的には、利益率の低い業界の正社員(飲食、賃貸、小売り)だったり、ソルジャー枠として営業職を採用する業界です。

ソルジャー枠とは常に最前線で働くことを求められ、出世するのが難しい採用枠のことで頭数としての意味合いが強い採用のことを言います。

ソフトバンクや、ヤフー株式会社のPayPay出向なども、その代表格です。